投稿者さまインタビューVol.5 「おとタマ」
同人音楽の森にご登録いただいている投稿者さまにインタビューをするこの
コーナー!
投稿者さまに自ら音楽活動などを語っていただくことで、
より身近に、投稿者さまの活動を感じていただければと思います。
第5回めの登場は、おとタマさんです!
同人音楽の森(以下:同)
インタビューをお受けいただき、ありがとうございます。
まずは自己紹介のほうから、よろしくお願いします!
おとタマさん(以下:お)
オカリナの楽譜サイト「おとタマ」の管理人をしております高瀬正昭です。ネットを中心にオカリナと作曲で活動をしています。
同
おとタマさんは、オフィシャルサイトのほか、同人音楽の森でも多数の作品を配信いただいています。
活動をスタートされたきっかけを教えてもらえますか?
お
まだ音楽学校の学生だったときに、就職活動の一環で自分のプロフィールをネット上に載せようと思ったのがきっかけです。ただプロフィールを載せるだけではつまらないのでオカリナ吹き方を解説したページを載せてみたりと、いろいろやっているうちに今の形になりました。
同
就職活動の一環ということは、ご自身のPRを兼ねてページを作成されたわけですね。
そこにオカリナのスキルを活かした内容も盛り込んでいくうちに、今のような形になったと!
オカリナの演奏歴はどのくらいですか?またオカリナに興味を持たれたきっかけは何だったのでしょうか??
お
初めてオカリナに出会ったのは中学生のときです。
当時通っていたピアノ教室でオカリナのチラシを見つけて、その不思議な形に一目惚れ。初めて手にしたときは宝物を手にしたみたいでうれしかったこと覚えています。
同
オカリナの形に惹かれたことがきっかけだったんですね。
中学生くらいの時期ですと、エレキギターをはじめる子なども多いですが、
そういった時期の、はじめて手にした楽器を宝物のように感じられる気持ちというのは、とてもいいな思います。

同
オカリナの楽器としての魅力は、どんなところでしょうか?
お
どこにでも持ち運べて手軽に演奏できるところと、歌うように旋律を奏でられるところでしょうか。音域も一オクターブ半とちょうど人が歌を歌うときのそれと同じなので、大抵の歌モノはオカリナでも吹くことができます。
あとはやっぱりあの形が好きです。海外の友達に見せたら「サブマリン(潜水艦)みたいだ」と言っていました(笑)

同
サブマリン(潜水艦)と言われると・・・たしかに(笑)
「どこにでも持ち運べる」というのは、以前インタビューさせていただいたウクレレ☆グリーンピースさんも
おしゃっていましたが、楽器として大きな魅力の1つですよね。
好きなオカリナ奏者さんなどは、いらっしゃいますか?
お
オカリナでアドリブ的なフレーズを吹ける人にはあこがれてしまいますね。JAZZの曲などもそのうち吹いてみたいです。
同
普段はどういった音楽をよく聴かれていますか?
お
研究のために特定のジャンルを聴き込むことはありますが、趣味で音楽を聴くというのはじつはあまりないです。どちらかというと音楽を聴くよりも作る方が好きなので、誰かの曲を聴いていても「今の楽器なんだろう?」とか「自分だったらこうするのに」とかそんなことばかり考えてます。
同
冷静に分析されるタイプ、ということでしょうか。
デザイナーさんなどもそうですが、普段から専門分野に携わっていらっしゃるとアンテナが張って、
無意識のうちにインスピレーションを受けるということがあるようですね!

同
オカリナ演奏の入った楽曲等は聴かれますか?
お
オカリナに関してはとくに他の奏者さんから影響を受けたくないのでほとんど聴きません。
同
ご自身のオカリナの演奏で、最も得意に感じていらっしゃる部分はどんなところですか?
お
オカリナを演奏するだけなら自分よりうまい人はいると思います。ただ、僕の場合は作曲、編曲とDTMを一応得意としていますので、これらと掛け合わせてアレンジ込みで一つの作品と考えて製作に取り組んでいます。生演奏とはまた違ったオカリナの魅力を感じていただけたらうれしいです。
同
演奏だけでなく、作曲や編曲、アレンジなどトータルで表現ができるというのは、DTMの醍醐味ですよね!
よろしければDTMの制作環境も紹介していただけますか?
お
PC: WindowsXP、CPU Core 2 Duo E6850 3GHz、メモリー3GB
ソフトウェア: SONAR7、Reason4、Spectra Sonic ATMOSPHERE、TRILOGY 、BFD2、KONTAKT3、Virtual Guitarist2。
ハード音源: SC-8820
オーディオインターフェイス: M-Audio FireWire SOLO
マイク: SEIDE PRO-30S、RODE NT2-A
スピーカー: YAMAHA MSP-5A
ミキサー: YAMAHA MG12/4

同
同人音楽の森にご投稿いただいている音源も、この制作環境で作られているんですね!
CPUは、Core 2 Duoの登場でDTMの処理がとてもしやすくなったようですね。
お気に入りの音楽機材やソフトウェアがあれば教えてください。
お
REASONとKONTAKTがあれば、ほとんどの楽器の音はカバーできます。ベースはTRILOGYで決まり!今は金管楽器のよい音を探しています。持ってはいないけどYAMAHAのMOTIF XSがほしい!アコースティック系の楽器の再現性はピカイチだと思います。
同
ベース音源のTRILOGYは、ネット上でもとても評判がいいようすね。
「MOTIF XS」はYAMAHAのシンセサイザーで、デモサウンドも公開されていますので、みなさんも音を聴かれてみてはいかがでしょうか?
MOTIF XS YAMAHAオフィシャルページ
http://www.yamahasynth.com/jp/products/synthesizers/motif_xs/
MOTIF XS Artist Sound Vol.1
http://www.yamahasynth.com/jp/library/motif_news/motifxs_vol1/
MOTIF XS Artist Sound Vol.2
http://www.yamahasynth.com/jp/library/motif_news/motifxs_vol2/
同
オカリナ以外にも、何か楽器を演奏されますか?
お
子供の頃はピアノを習っていました(練習をサボってばかりいましたが)。今も打ち込みで使うのでそこそこ弾いています。
ほかに、小学校の頃にオケラ(オーケストラ)でトランペットも吹いていました。
ギターは・・・スピッツのチェリーなら弾けます(笑)
同
鍵盤楽器、管楽器、弦楽器、それぞれ経験されていることは、きっとDTMでの制作の際にも
役立つのではないでしょうか。
現在のような音楽活動をやってみたいと思うようになったのは、いつ頃からですか?
お
高校を卒業して何の考えもなく上京。なんとなく専門学校に入り、そこを半年で退学してこれからどうしよう?って人並みに悩んだ時期があったんです。
そのとき消去法で考えていって残ったのが「好きで覚えたパソコンの知識」「練習をサボりながらも10年以上続けてきたピアノ」の2つ。「ああ、これはもうDTMしかないな」と(笑)
同
音楽制作のためにパソコンを始めたわけではなく、パソコンと音楽が両方お好きで、
DTMという流れに行き着いたわけですね!
今までの活動の中で、楽しかったこと、特に思い出に残っているエピソードはありますか?
お
音楽学校の学生だった頃に尊敬できる先生や一生付き合いたいと思える友人と出会えたことですね!
一度、レッスンのときに曲の解釈の違いで先生と口論になり「そんなこと言う奴とオレは音楽をやりたくない、死んでしまえ」と言われて楽譜に「死ね」と書かれたことがありました。その先生とは今での年賀状のやり取りをしており、そのときの楽譜は僕の宝物です。
「また君に恋してる」でギターを弾いている神田雄亮ともこのころに出会いました。
同
「また君に恋してる」は、おとタマさんも音源や楽譜を投稿されていますよね。
楽譜制作をはじめられたきっかけは何だったのでしょうか?
お
学生時代にある楽譜出版社で浄書のアルバイトをしていたのがきっかけです。作業自体はファックスとネットでやり取りするだけでも可能だったのですが、ちょくちょく会社に顔を出してはいろいろと仕事を教えてもらいました。
同
元々そういった経験をお持ちだったんですか!楽譜出版社さんというと、まさに楽譜制作のプロの現場ですね。
個人として、はじめて制作した楽譜は何だったのでしょうか?
お
「崖の上のポニョ」です。楽譜出版社の仕事とは関係なく自分で採譜、浄書した楽譜を社員の方に見ていただいたら「君の実力なら独立できるよ」って言ってくれて、今思えばお世辞だったんでしょうけど、その言葉を真に受けていろいろな曲の楽譜を作り始めました。
同
やはりそれは一定のクオリティに達していたからではないでしょうか??
そういった言葉を掛けてもらえるのは、モチベーションが上がりますよね!
今「採譜」「浄書」という言葉が出てきましたが、楽譜作品が出来上がるまでの
制作の流れについても教えてもらえますか?
お
採譜→編曲→浄書→校正 の4つの作業があります。
まず、CDなどの音源から音取りをして五線にメロディーとコードを書き起こし(採譜)オカリナで吹けるようにアレンジ(編曲)します。次に楽譜が見やすいよう体裁を整え(浄書)最後に楽譜のミスを見つけて修正する作業(校正)を数回繰り返して完成です。
同
そういった1つ1つの工程を経て、楽譜が出来上がるんですね。
多数の楽譜を制作・公開されていらっしゃいますが、カバーする際に楽曲を選ぶポイントはどこでしょうか?
お
ズバリ「今、自分がオカリナで吹いてみたい曲」です。流行やニーズを調べて取り入れることもなくはないですが、あまりそちらを重視してしまうと自分のペースで楽しめなくなってしまうので。。。音楽は楽しいのが一番です!
同
今後の楽譜制作で、カバーしてみたい楽曲はありますか?
お
「鳥の詩」はぜひやってみたいですね!
本当は今年の夏にオカリナで吹いて公開しようと思っていたのですが、なかなか時間が取れなくて・・・
今からじゃちょっと時季的にあれですし、また来年かな。
同
「鳥の詩」いいですね!オカリナ演奏で聴いてみたいです。楽しみにしています。
「この曲の楽譜が欲しい!」などのリクエストは、受け付けていらっしゃいますか?
お
ごめんなさい!リクエスト等は基本的には受け付けていないんです。たまにメールなどいただくのですが、これをやり始めると一人ではとても手に負えなくなってしまうので・・・すみません。
同
ご自身の投稿作品の中で、特に気に入っている作品はどれですか?
お
「いつも何度でも」
もともとのハープの伴奏にオカリナでメロディーとオブリガートを加えただけですが、これだけでバランスがすごくいい!
シンプルなだけにもともとのメロディーの魅力を最大限に引き出せているのではないかと思います。
「Butterfly」 「Arrietty’s Song」
「いつも何度でも」とは対照的にオケを作りこんだサウンド。一見ただ単に原曲を耳コピしたようにも聴こえますが、原曲とはキーが異なるのでボイシングを変えたり楽器を追加したり音色を差し替えたりと、オカリナと合わせるために細かい部分をいろいろと調節しています。
同
どれも素晴らしい作品ですが、Butterflyとくに好きです・・・
このキーのButterflyも、聴いてみると、とてもいいですね。
オカリナの音も歌っているようで、よく合っていると思います!
同
外部アーティストへの楽曲提供、またオカリナ演奏者としてご参加もされていらっしゃいますが、よろしければ作品についてご紹介ください!
お
「同人音楽の森」ということで学生時代にコミケに参加したときの作品を一つ。
SOVIA-SOUND VISUAL ART-というコンピレーションCDでCROW'SCLAWの鷹さんにギターをお願いしてコラボしたことがあります。
オカリナの癒し系サウンドとはかけ離れていますが「こうゆう音楽も書くよ」ということでご紹介を。

*上記コンピレーションCD「SOVIA-SOUND VISUAL ART」収録の音源はここをクリックすると聴けます!
同
バリバリのハードロックじゃないですか!!
しかもハイクオリティは!?今Butterflyを聴いたばかりなので、ギャップで
また余計に胸が熱くなります(笑)
お
オカリナの方ではMix Juiceというグループに参加しています。若いオカリナ奏者の輪を広めようとMixiのコミュニティーから誕生したグループで、茨木智博さん、渡辺 亮介さんが中心となってオカリナコンサートの他、老人ホームでの演奏会などの活動をしています。

※参加してみたいという方からのご連絡お待ちしています!
ocarina.mixjuice◆gmail.com
(迷惑メール対策のため◆を@に置き換えてご連絡ください)
同
音楽活動を通じて、一番楽しいと感じる瞬間は、どんな時ですか?
お
自分でも納得のいく曲が完成した瞬間!それを誰かが(一人でも)よいといってくれた瞬間です。
同
ご自身で納得でき、他の方にもいいと言ってもらえたなら、最高でしょうね。
同人音楽の森の中で、「これはいいな」と思った(他の方の)作品は
ありましたか?
お
s.riderさんの「さくら(独唱)」
ネット上を彷徨っていたらYouTubeで公開されているのをたまたま発見。一聴の価値ありです!
http://www.youtube.com/watch?v=k20eJ45NZNQ
同
ご紹介ありがとうございます。s.riderさんの作品、とてもいいですよね。
インタビューも終わりにに近づいてきましたが、恒例の質問?音楽以外で何かハマっている
趣味があれば教えてください(笑)
お
英語です。ビートルズやカーペンターズなど、オカリナにピッタリの洋楽はたくさんありますし、いずれは「おとタマ」のサイトを英語に翻訳して海外に向けても配信していきたいとも思っています。インターネットならそれが可能ですし、音楽に国境はないですしね!
同
音楽に国境はない、まさにそうですし、オカリナにも国境はないですよね!
海外向けの配信、楽しみにしています。
最後に、今後の抱負をお願いします!
お
ここまで来たら、もう自分は死ぬまで音楽をつづけるでしょう。結果がどうなろうと後悔はありません。今できることを一つずつ、今を最大限楽しみながらこれからも音楽をつづけていこうと思います。
同
ありがとうございました!
是非音楽を楽しんで、これからも素晴らしい作品を聴かせていただければと思います。
今後もご活躍をお祈りしています!!
アーティスト情報
おとタマさん。管理人の高瀬正昭さんはオカリナ奏者、作曲家として活躍中。
オフィシャルサイトや同人音楽の森にてオカリナ演奏の音源、楽譜も配信中です!
・オカリナ楽譜配信サイト おとタマ
http://ototama.com/index.html
・同人音楽の森プロフィールページ:おとタマ
http://www.dojinongaku.com/contents/group_profile.php?grid=627
作品紹介(投稿作品の一部です)
・また君に恋してる(オカリナ)
「また君に恋してる」のオカリナ演奏と伴奏のセット
・また君に恋してる(オカリナ楽譜、アンサンブル)
「また君に恋してる」のオカリナアンサンブル用楽譜
・いつも何度でも(オカリナ)
「いつも何度でも」のオカリナ演奏と伴奏(カラオケ)のセット
・いつも何度でも(オカリナ楽譜)
「いつも何度でも」のオカリナ演奏と伴奏(カラオケ)のセット
・Arrietty's Song(オカリナ)
「Arrietty's Song」のオカリナ演奏と伴奏(C管用)のセット
・Butterfly(オカリナ)
木村カエラさん「Butterfly」のオカリナ演奏と伴奏のセット
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投稿者さまに自ら音楽活動などを語っていただくことで、
より身近に、投稿者さまの活動を感じていただければと思います。
第5回めの登場は、おとタマさんです!
同人音楽の森(以下:同)
インタビューをお受けいただき、ありがとうございます。
まずは自己紹介のほうから、よろしくお願いします!
おとタマさん(以下:お)
オカリナの楽譜サイト「おとタマ」の管理人をしております高瀬正昭です。ネットを中心にオカリナと作曲で活動をしています。
同
おとタマさんは、オフィシャルサイトのほか、同人音楽の森でも多数の作品を配信いただいています。
活動をスタートされたきっかけを教えてもらえますか?
お
まだ音楽学校の学生だったときに、就職活動の一環で自分のプロフィールをネット上に載せようと思ったのがきっかけです。ただプロフィールを載せるだけではつまらないのでオカリナ吹き方を解説したページを載せてみたりと、いろいろやっているうちに今の形になりました。
同
就職活動の一環ということは、ご自身のPRを兼ねてページを作成されたわけですね。
そこにオカリナのスキルを活かした内容も盛り込んでいくうちに、今のような形になったと!
オカリナの演奏歴はどのくらいですか?またオカリナに興味を持たれたきっかけは何だったのでしょうか??
お
初めてオカリナに出会ったのは中学生のときです。
当時通っていたピアノ教室でオカリナのチラシを見つけて、その不思議な形に一目惚れ。初めて手にしたときは宝物を手にしたみたいでうれしかったこと覚えています。
同
オカリナの形に惹かれたことがきっかけだったんですね。
中学生くらいの時期ですと、エレキギターをはじめる子なども多いですが、
そういった時期の、はじめて手にした楽器を宝物のように感じられる気持ちというのは、とてもいいな思います。

同
オカリナの楽器としての魅力は、どんなところでしょうか?
お
どこにでも持ち運べて手軽に演奏できるところと、歌うように旋律を奏でられるところでしょうか。音域も一オクターブ半とちょうど人が歌を歌うときのそれと同じなので、大抵の歌モノはオカリナでも吹くことができます。
あとはやっぱりあの形が好きです。海外の友達に見せたら「サブマリン(潜水艦)みたいだ」と言っていました(笑)

同
サブマリン(潜水艦)と言われると・・・たしかに(笑)
「どこにでも持ち運べる」というのは、以前インタビューさせていただいたウクレレ☆グリーンピースさんも
おしゃっていましたが、楽器として大きな魅力の1つですよね。
好きなオカリナ奏者さんなどは、いらっしゃいますか?
お
オカリナでアドリブ的なフレーズを吹ける人にはあこがれてしまいますね。JAZZの曲などもそのうち吹いてみたいです。
同
普段はどういった音楽をよく聴かれていますか?
お
研究のために特定のジャンルを聴き込むことはありますが、趣味で音楽を聴くというのはじつはあまりないです。どちらかというと音楽を聴くよりも作る方が好きなので、誰かの曲を聴いていても「今の楽器なんだろう?」とか「自分だったらこうするのに」とかそんなことばかり考えてます。
同
冷静に分析されるタイプ、ということでしょうか。
デザイナーさんなどもそうですが、普段から専門分野に携わっていらっしゃるとアンテナが張って、
無意識のうちにインスピレーションを受けるということがあるようですね!

同
オカリナ演奏の入った楽曲等は聴かれますか?
お
オカリナに関してはとくに他の奏者さんから影響を受けたくないのでほとんど聴きません。
同
ご自身のオカリナの演奏で、最も得意に感じていらっしゃる部分はどんなところですか?
お
オカリナを演奏するだけなら自分よりうまい人はいると思います。ただ、僕の場合は作曲、編曲とDTMを一応得意としていますので、これらと掛け合わせてアレンジ込みで一つの作品と考えて製作に取り組んでいます。生演奏とはまた違ったオカリナの魅力を感じていただけたらうれしいです。
同
演奏だけでなく、作曲や編曲、アレンジなどトータルで表現ができるというのは、DTMの醍醐味ですよね!
よろしければDTMの制作環境も紹介していただけますか?
お
PC: WindowsXP、CPU Core 2 Duo E6850 3GHz、メモリー3GB
ソフトウェア: SONAR7、Reason4、Spectra Sonic ATMOSPHERE、TRILOGY 、BFD2、KONTAKT3、Virtual Guitarist2。
ハード音源: SC-8820
オーディオインターフェイス: M-Audio FireWire SOLO
マイク: SEIDE PRO-30S、RODE NT2-A
スピーカー: YAMAHA MSP-5A
ミキサー: YAMAHA MG12/4

同
同人音楽の森にご投稿いただいている音源も、この制作環境で作られているんですね!
CPUは、Core 2 Duoの登場でDTMの処理がとてもしやすくなったようですね。
お気に入りの音楽機材やソフトウェアがあれば教えてください。
お
REASONとKONTAKTがあれば、ほとんどの楽器の音はカバーできます。ベースはTRILOGYで決まり!今は金管楽器のよい音を探しています。持ってはいないけどYAMAHAのMOTIF XSがほしい!アコースティック系の楽器の再現性はピカイチだと思います。
同
ベース音源のTRILOGYは、ネット上でもとても評判がいいようすね。
「MOTIF XS」はYAMAHAのシンセサイザーで、デモサウンドも公開されていますので、みなさんも音を聴かれてみてはいかがでしょうか?
MOTIF XS YAMAHAオフィシャルページ
http://www.yamahasynth.com/jp/products/synthesizers/motif_xs/
MOTIF XS Artist Sound Vol.1
http://www.yamahasynth.com/jp/library/motif_news/motifxs_vol1/
MOTIF XS Artist Sound Vol.2
http://www.yamahasynth.com/jp/library/motif_news/motifxs_vol2/
同
オカリナ以外にも、何か楽器を演奏されますか?
お
子供の頃はピアノを習っていました(練習をサボってばかりいましたが)。今も打ち込みで使うのでそこそこ弾いています。
ほかに、小学校の頃にオケラ(オーケストラ)でトランペットも吹いていました。
ギターは・・・スピッツのチェリーなら弾けます(笑)
同
鍵盤楽器、管楽器、弦楽器、それぞれ経験されていることは、きっとDTMでの制作の際にも
役立つのではないでしょうか。
現在のような音楽活動をやってみたいと思うようになったのは、いつ頃からですか?
お
高校を卒業して何の考えもなく上京。なんとなく専門学校に入り、そこを半年で退学してこれからどうしよう?って人並みに悩んだ時期があったんです。
そのとき消去法で考えていって残ったのが「好きで覚えたパソコンの知識」「練習をサボりながらも10年以上続けてきたピアノ」の2つ。「ああ、これはもうDTMしかないな」と(笑)
同
音楽制作のためにパソコンを始めたわけではなく、パソコンと音楽が両方お好きで、
DTMという流れに行き着いたわけですね!
今までの活動の中で、楽しかったこと、特に思い出に残っているエピソードはありますか?
お
音楽学校の学生だった頃に尊敬できる先生や一生付き合いたいと思える友人と出会えたことですね!
一度、レッスンのときに曲の解釈の違いで先生と口論になり「そんなこと言う奴とオレは音楽をやりたくない、死んでしまえ」と言われて楽譜に「死ね」と書かれたことがありました。その先生とは今での年賀状のやり取りをしており、そのときの楽譜は僕の宝物です。
「また君に恋してる」でギターを弾いている神田雄亮ともこのころに出会いました。
同
「また君に恋してる」は、おとタマさんも音源や楽譜を投稿されていますよね。
楽譜制作をはじめられたきっかけは何だったのでしょうか?
お
学生時代にある楽譜出版社で浄書のアルバイトをしていたのがきっかけです。作業自体はファックスとネットでやり取りするだけでも可能だったのですが、ちょくちょく会社に顔を出してはいろいろと仕事を教えてもらいました。
同
元々そういった経験をお持ちだったんですか!楽譜出版社さんというと、まさに楽譜制作のプロの現場ですね。
個人として、はじめて制作した楽譜は何だったのでしょうか?
お
「崖の上のポニョ」です。楽譜出版社の仕事とは関係なく自分で採譜、浄書した楽譜を社員の方に見ていただいたら「君の実力なら独立できるよ」って言ってくれて、今思えばお世辞だったんでしょうけど、その言葉を真に受けていろいろな曲の楽譜を作り始めました。
同
やはりそれは一定のクオリティに達していたからではないでしょうか??
そういった言葉を掛けてもらえるのは、モチベーションが上がりますよね!
今「採譜」「浄書」という言葉が出てきましたが、楽譜作品が出来上がるまでの
制作の流れについても教えてもらえますか?
お
採譜→編曲→浄書→校正 の4つの作業があります。
まず、CDなどの音源から音取りをして五線にメロディーとコードを書き起こし(採譜)オカリナで吹けるようにアレンジ(編曲)します。次に楽譜が見やすいよう体裁を整え(浄書)最後に楽譜のミスを見つけて修正する作業(校正)を数回繰り返して完成です。
同
そういった1つ1つの工程を経て、楽譜が出来上がるんですね。
多数の楽譜を制作・公開されていらっしゃいますが、カバーする際に楽曲を選ぶポイントはどこでしょうか?
お
ズバリ「今、自分がオカリナで吹いてみたい曲」です。流行やニーズを調べて取り入れることもなくはないですが、あまりそちらを重視してしまうと自分のペースで楽しめなくなってしまうので。。。音楽は楽しいのが一番です!
同
今後の楽譜制作で、カバーしてみたい楽曲はありますか?
お
「鳥の詩」はぜひやってみたいですね!
本当は今年の夏にオカリナで吹いて公開しようと思っていたのですが、なかなか時間が取れなくて・・・
今からじゃちょっと時季的にあれですし、また来年かな。
同
「鳥の詩」いいですね!オカリナ演奏で聴いてみたいです。楽しみにしています。
「この曲の楽譜が欲しい!」などのリクエストは、受け付けていらっしゃいますか?
お
ごめんなさい!リクエスト等は基本的には受け付けていないんです。たまにメールなどいただくのですが、これをやり始めると一人ではとても手に負えなくなってしまうので・・・すみません。
同
ご自身の投稿作品の中で、特に気に入っている作品はどれですか?
お
「いつも何度でも」
もともとのハープの伴奏にオカリナでメロディーとオブリガートを加えただけですが、これだけでバランスがすごくいい!
シンプルなだけにもともとのメロディーの魅力を最大限に引き出せているのではないかと思います。
「Butterfly」 「Arrietty’s Song」
「いつも何度でも」とは対照的にオケを作りこんだサウンド。一見ただ単に原曲を耳コピしたようにも聴こえますが、原曲とはキーが異なるのでボイシングを変えたり楽器を追加したり音色を差し替えたりと、オカリナと合わせるために細かい部分をいろいろと調節しています。
同
どれも素晴らしい作品ですが、Butterflyとくに好きです・・・
このキーのButterflyも、聴いてみると、とてもいいですね。
オカリナの音も歌っているようで、よく合っていると思います!
同
外部アーティストへの楽曲提供、またオカリナ演奏者としてご参加もされていらっしゃいますが、よろしければ作品についてご紹介ください!
お
「同人音楽の森」ということで学生時代にコミケに参加したときの作品を一つ。
SOVIA-SOUND VISUAL ART-というコンピレーションCDでCROW'SCLAWの鷹さんにギターをお願いしてコラボしたことがあります。
オカリナの癒し系サウンドとはかけ離れていますが「こうゆう音楽も書くよ」ということでご紹介を。

*上記コンピレーションCD「SOVIA-SOUND VISUAL ART」収録の音源はここをクリックすると聴けます!
同
バリバリのハードロックじゃないですか!!
しかもハイクオリティは!?今Butterflyを聴いたばかりなので、ギャップで
また余計に胸が熱くなります(笑)
お
オカリナの方ではMix Juiceというグループに参加しています。若いオカリナ奏者の輪を広めようとMixiのコミュニティーから誕生したグループで、茨木智博さん、渡辺 亮介さんが中心となってオカリナコンサートの他、老人ホームでの演奏会などの活動をしています。

※参加してみたいという方からのご連絡お待ちしています!
ocarina.mixjuice◆gmail.com
(迷惑メール対策のため◆を@に置き換えてご連絡ください)
同
音楽活動を通じて、一番楽しいと感じる瞬間は、どんな時ですか?
お
自分でも納得のいく曲が完成した瞬間!それを誰かが(一人でも)よいといってくれた瞬間です。
同
ご自身で納得でき、他の方にもいいと言ってもらえたなら、最高でしょうね。
同人音楽の森の中で、「これはいいな」と思った(他の方の)作品は
ありましたか?
お
s.riderさんの「さくら(独唱)」
ネット上を彷徨っていたらYouTubeで公開されているのをたまたま発見。一聴の価値ありです!
http://www.youtube.com/watch?v=k20eJ45NZNQ
同
ご紹介ありがとうございます。s.riderさんの作品、とてもいいですよね。
インタビューも終わりにに近づいてきましたが、恒例の質問?音楽以外で何かハマっている
趣味があれば教えてください(笑)
お
英語です。ビートルズやカーペンターズなど、オカリナにピッタリの洋楽はたくさんありますし、いずれは「おとタマ」のサイトを英語に翻訳して海外に向けても配信していきたいとも思っています。インターネットならそれが可能ですし、音楽に国境はないですしね!
同
音楽に国境はない、まさにそうですし、オカリナにも国境はないですよね!
海外向けの配信、楽しみにしています。
最後に、今後の抱負をお願いします!
お
ここまで来たら、もう自分は死ぬまで音楽をつづけるでしょう。結果がどうなろうと後悔はありません。今できることを一つずつ、今を最大限楽しみながらこれからも音楽をつづけていこうと思います。
同
ありがとうございました!
是非音楽を楽しんで、これからも素晴らしい作品を聴かせていただければと思います。
今後もご活躍をお祈りしています!!
アーティスト情報
おとタマさん。管理人の高瀬正昭さんはオカリナ奏者、作曲家として活躍中。
オフィシャルサイトや同人音楽の森にてオカリナ演奏の音源、楽譜も配信中です!
・オカリナ楽譜配信サイト おとタマ
http://ototama.com/index.html
・同人音楽の森プロフィールページ:おとタマ
http://www.dojinongaku.com/contents/group_profile.php?grid=627
作品紹介(投稿作品の一部です)
・また君に恋してる(オカリナ)
「また君に恋してる」のオカリナ演奏と伴奏のセット
・また君に恋してる(オカリナ楽譜、アンサンブル)
「また君に恋してる」のオカリナアンサンブル用楽譜
・いつも何度でも(オカリナ)
「いつも何度でも」のオカリナ演奏と伴奏(カラオケ)のセット
・いつも何度でも(オカリナ楽譜)
「いつも何度でも」のオカリナ演奏と伴奏(カラオケ)のセット
・Arrietty's Song(オカリナ)
「Arrietty's Song」のオカリナ演奏と伴奏(C管用)のセット
・Butterfly(オカリナ)
木村カエラさん「Butterfly」のオカリナ演奏と伴奏のセット
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